【NISAで損をしないために】つみたてNISAをはじめる前に注意点とデメリットを理解しよう

国もおすすめしている「つみたてNISA」。

そのおもな特長や注意点とデメリットを紹介します。

NISAとの違い、つみたてNISAをはじめる前にメリットとデメリットを理解しましょう。

つみたてNISAにはいくつか注意点もあります。

つみたてNISAの利用資格

まず、つみたてNISAの利用資格などを紹介します。

つみたてNISAを利用できるのは年齢は20歳以上の国内に住む人です。

専用のつみたてNISA口座の開設が必要で1人1口座しか開設できません。(必要書類は口座開設者のマイナンバーの提出が必要になります)

証券会社にもよりますが100円から積立可能です。

そのつみたてNISAの特長や注意点を下記にまとめました。

つみたてNISAの注意点

1、つみたてNISAの運用は非課税枠がある

つみたてNISAの運用は非課税枠があります。
1年間の非課税枠は40万円まで。月約3万円が非課税で運用できます。
(通常の一般NISAは年120万円までです。)

積立NISAは積立の金額を変更ももちろん可能です。

つみたてNISAは年40万まで非課税ですが、40万の使用していない金額を翌年に繰り越しはできません。
これは当然ですね。

2、つみたてNISAはいつまで非課税?

つみたてNISAはいつまでの期間が非課税かと言うと配当金と運用益が最長20年間非課税です。
(通常の一般NISAは最長5年です。)

非課税を利用できるのは2037年の12月末までです。

改正、変更される可能性があります。

3、投資対象商品が限られている

つみたてNISAの投資対象は投資信託とETF(株式のみ)です。
その商品は投資初心者向けとされ一般のNISAと比べ証券会社で取り扱う一定の要件があります。

・販売手数料が無料(いわゆるノーロード)

・国内・海外のインデックスファンド(信託報酬の基準あり)

・国内・海外のアクティブファンド(信託報酬の基準あり)

REITや個別株には投資する事はできません

初心者向けの商品ですが、つみたてNISAは慎重に選んだ方が良いです。

4、投資方法が限られている

つみたてNISAの投資は名前が示しているとおり、定期の積み立てでの運用となります。

5、運用中の投資信託商品はつみたてNISAに移管できない

運用中の投資信託商品はつみたてNISAに移管できません。
つみたてNISA口座での新規購入商品が対象です。

6、一般口座、特定口座との損益通算はできない

一般口座、特定口座の配当金や運用益と損益通算はできません。
また、一般口座、特定口座の繰越控除も行えません。
こちらは通常のNISAと同様です。

7、途中売却と金融機関の変更が可能

つみたてNISAは途中で売却する事が可能です。
また、途中での金融機関の変更も年ごとで変更可能です。

8、一般NISAと口座の切り替えが可能

もし一般のNISA口座がある場合、つみたてNISA口座への切り替えが可能です。
ただしNISA口座で買い注文取引をした場合は、その年内は切り替えはできません。
翌年切り替えを行う形になります。

街にある銀行で積み立てNISAを申し込むと手数料で損をする!?

つみたてNISAは初心者向けの商品を用意されているといっても商品は投資信託とETFです。
短期間等つみたてNISAでもマイナスになるケースがあります。

分散投資と考え、心配な方は少額から行いましょう。

また、つみたてNISA、投資信託商品は、街にある銀行から申し込むと手数料が高いところがあります。

投資信託を行った事がない人、初心者の方が積み立てNISAを行う場合は、少しでも手数料が安いところをおすすめします。

手数料が安いネット証券、楽天証券SBI証券なら管理画面から金額の変更も簡単に行えるのでオススメです。

つみたてNISAや投資信託は手数料などのコストも考えて申し込みましょう。

デメリットや注意点を説明せずにつみたてNISAを勧めてくるところはおすすめしません。